※本記事は2026年9月14日時点の情報です。公演日程・会場・チケットに関する最新情報は、必ず公式サイトでご確認ください。

ELLEGARDENが、約3年ぶりとなるワンマンツアー「Bad For Education Tour II (2026)」を2026年10月から開催します。公式発表によると「Get it Get it Go! SUMMER PARTY 2023」以来のワンマンツアーで、国内5都市のライブハウスと韓国・ソウルを2デイズずつ回り、12月にTOYOTA ARENA TOKYOでグランドファイナルを迎える全7都市14公演の構成です。

ELLEGARDENの曲は、コード自体はそれほど難しくありません。それなのに、コピーしてみるとあの勢いと広がりがなかなか出ない。その差を生んでいるのが、細美武士(Vo, G)と生形真一(G)の2本のギターの役割分担と、右手のコントロールです。この記事では公演概要を整理したうえで、ギターの聴きどころと、練習に持ち帰れるポイントを現役プロ講師の視点で解説します。

「Bad For Education Tour II (2026)」の概要

ツアーは10月13日のZepp Fukuoka公演で開幕し、12月9日のTOYOTA ARENA TOKYO公演まで。全公演が2デイズです。

日程会場エリア
10月13日(火)・14日(水)Zepp Fukuoka福岡
10月22日(木)・23日(金)COMTEC PORTBASE愛知
10月27日(火)・28日(水)Zepp Osaka Bayside大阪
11月2日(月)・3日(火・祝)SENDAI GIGS宮城
11月17日(火)・18日(水)Zepp Sapporo北海道
11月28日(土)・29日(日)YES24 LIVE HALL韓国・ソウル
12月8日(火)・9日(水)TOYOTA ARENA TOKYO(GRAND FINALE)東京

チケット料金は公式発表で、福岡・愛知・大阪・宮城・北海道の各公演が2,900円(税込)、東京のグランドファイナルが6,800円(税込)。東京公演のみ、学生キャッシュバック(大学・専門学生1,000円/小・中・高校生2,000円)が用意されています。受付方法や販売状況は公演ごとに異なるため、公式サイトの案内を確認してください。

※日程・会場・料金・チケットの販売状況は変更される場合があります。最新情報は必ず公式サイトでご確認ください。
▶ ELLEGARDEN 公式サイト

出典:ELLEGARDEN オフィシャルサイト(ユニバーサル ミュージック)ツアー発表ニュース/BARKS

ELLEGARDENのギターはどこが面白いのか

細美武士:歌いながら刻む「推進力のバッキング」

細美武士のギターは、歌を支えるためのエンジンです。パワーコードを中心に、8分音符のダウンストロークで曲を前へ前へと押し出していく。Aメロでは弦を手のひらで軽くミュートして音を短く切り、サビでミュートを外して一気に鳴らす――この右手の開け閉めだけで曲の起伏を作っているのが大きな特徴です。

エフェクターを踏み替えなくても、ミュートの深さとピッキングの強さで音量感はここまで変わる。メロディックなギターロックを弾きたい方にとって、最初に身につけたい考え方です。土台となるフォームはパワーコードとは|押さえ方とコツを現役プロ講師が解説で確認できます。

生形真一:コードの上に「もう一本の旋律」を描く

一方の生形真一は、同じコードをなぞるのではなく、高音域に単音のラインやオクターブ、アルペジオを重ねて曲に色を足す役割を担うことが多いギタリストです。パワーコードの壁の上で、歌と喧嘩しない音域を選んでフレーズを置く。そのため、歪んだギターが2本鳴っていても音が団子にならず、曲に奥行きが生まれます。

空間系エフェクトで音に余韻を持たせる使い方も聴きどころです。音を「伸ばす」だけでなく「奥に配置する」ためのディレイの考え方は、ディレイの使い方|設定と練習への活かし方を現役プロ講師が解説を参考にしてください。

4人編成だからこそ、ごまかしが効かない

ELLEGARDENはギター2本・ベース・ドラムの4人編成。鍵盤や同期音源に頼らない分、ギター2本の音域とタイミングがそのままバンドの音像になります。シンプルな編成ほど、刻みのズレや音量差がはっきり聴こえてしまう。逆に言えば、そこが揃っているからこそ、あの一体感が出ているわけです。

ライブで注目したい3つのポイント

  • ブリッジミュートを外す瞬間……サビに入る直前、右手が弦から離れて音がパッと開く瞬間を見てみてください。音源で聴く以上に、ライブではこの切り替えが曲の爆発力を決めています。
  • 2人の弾いている「高さ」の違い……細美武士が低音弦側で刻んでいる間、生形真一がネックのどのあたりを弾いているか。ステージの左右を見比べると、2本のギターの設計図が見えてきます。
  • ライブハウスとアリーナの聴こえ方の違い……ZeppクラスとTOYOTA ARENA TOKYOでは、同じ曲でも音の広がり方がまったく違います。空間系の響きが大きな会場でどう聴こえるかは、ファイナル公演ならではの楽しみです。

ELLEGARDENから持ち帰れる練習ポイント

1. ミュートと開放を8小節ずつ切り替える

パワーコード1つを8分音符のダウンストロークで刻み、8小節はブリッジミュート、次の8小節はミュートなし、を交互に繰り返します。切り替えた瞬間にテンポが走ったり、音量が極端に跳ねたりしないかが確認ポイント。テンポ設定の考え方はBPMとメトロノームの使い方|練習手順を現役プロ講師が解説をどうぞ。

2. パワーコードの上に「オクターブ」を1本足す

6弦ルートの音を人差し指で押さえ、2本隣の4弦を2フレット上で薬指(または小指)で押さえる。間の5弦は人差し指の腹で軽く触れて鳴らさない――これがオクターブ奏法の基本形です。5弦ルートなら、3弦の2フレット上になります。コードと同じ音でも、オクターブにするだけで「もう一本のギター」らしい存在感が出るので、ツインギターの役割分担を体感するのに最適です。

3. 声を出しながら刻めるまで右手を自動化する

細美武士のように歌いながら弾くには、右手が「考えなくても動く」状態になっている必要があります。刻みながら「1、2、3、4」と声に出してカウントし、それができたらメロディを鼻歌で重ねる。声を出した瞬間に右手が止まるなら、まだ自動化が足りないサインです。弾き語りやギターボーカルを目指す方には特に効く練習です。

まとめ

ELLEGARDENの「Bad For Education Tour II (2026)」は、2026年10月13日のZepp Fukuokaから12月9日のTOYOTA ARENA TOKYOまで、ソウルを含む全7都市14公演。約3年ぶりのワンマンツアーで、ライブハウスの距離感とアリーナのグランドファイナルの両方が用意されています。

聴きどころは、速弾きよりも「刻むギター」と「描くギター」の役割分担、そしてミュートの開け閉めで曲を動かす右手です。ライブで「あの勢いを自分でも出したい」と感じたら、まずはパワーコード1つでミュートと開放を切り替えるところから始めてみてください。

🎸 東京・新宿でギターを習うなら

紅白出場クラスの現役アーティストやプロの作編曲家、ギター講師までが習いに来る完全マンツーマンのギター教室です。初心者の方も、レベル・ペース・目標に合わせたオリジナルカリキュラムでレッスンしています。

関連記事

💬 まずは気軽にLINEで相談

「自分でも大丈夫?」「料金は?」など1問だけでもOK。
講師Kazが直接お答えします(24時間以内)

LINEで質問する(30秒)

▸ 無料カウンセリングのお問い合わせはこちら