2026年11月6日時点の情報です。発売日・仕様は変更される場合がありますので、最新情報は必ずローランド公式ニュースリリースおよびBOSS公式製品ページでご確認ください。
BOSSの人気ギターアンプ「KATANA」シリーズに、自宅練習向けのコンパクトモデル『KATANA-25』が加わります。ローランド株式会社が2026年10月29日に発表し、2026年11月14日(土)に発売予定です。
25Wの出力と8インチスピーカーを持ちながら、0.5Wへの切り替え・Bluetooth・オーディオインターフェース機能までまとめて載せた、まさに「家で練習する人」のための1台。レッスンで「最初のアンプは何を買えばいい?」と聞かれることの多い講師の目線で、注目点を整理します。
発表の概要
KATANAシリーズは2016年に登場したBOSSのギターアンプで、ローランド独自のアンプ設計技術「Tube Logic」をベースにしています。今回のKATANA-25は、そのサウンドと機能を部屋に置きやすいサイズに凝縮したモデルという位置づけです。
主な仕様
公式ニュースリリースに記載された主な仕様は以下のとおりです。
| 項目 | 内容(公式発表) |
|---|---|
| 出力 | 25W(リアクティブ・アナログ・パワー・セクション)/POWER CONTROLで0.5Wに切り替え可能 |
| スピーカー | 8インチ・カスタム・スピーカー |
| アンプタイプ | 6タイプ×各2バリエーション |
| エフェクト | BOSSエフェクト60種類以上(最大5つ同時使用) |
| 音色 | プリセット20種類(TONE SETTING)+ユーザーメモリー10 |
| 操作系・機能 | GAIN/VOLUME/3バンドEQ、ディスプレイ、タップテンポ、チューナー、ヘッドホン端子 |
| 接続 | Bluetooth(スマホの音楽再生・アプリ連携)、オーディオインターフェース機能 |
| アプリ | BOSS TONE STUDIO(音色エディット、YouTube動画に合わせて音色が切り替わる「Session」機能) |
| サイズ/重量 | 360(W)×180(D)×310(H)mm/4.8kg |
| 価格 | オープン価格(公式発表) |
| 発売日 | 2026年11月14日(土) |
※ローランド公式ニュースリリースの記載をもとにまとめています。メーカー希望小売価格の設定はなく、オープン価格です。仕様・発売日は変更される場合があります。最新情報は公式サイトでご確認ください。
講師が注目する3つのポイント
① 25W⇔0.5Wの切り替えで「家の音量」に合わせられる
自宅練習で一番の悩みは音量です。アンプは「音量を絞ると音がやせる」「少し上げると家族や近所が気になる」という板挟みになりがち。KATANA-25はPOWER CONTROLで出力そのものを0.5Wに落とせるので、ボリュームを極端に絞らずに、小さな音でもアンプらしい鳴りを得やすい設計です。
レッスンでも、家では音量を気にして弱々しく弾くクセがついてしまい、教室で普通の音量にしたとたんにピッキングの粗が目立つ……という生徒さんは少なくありません。ある程度しっかりした音で鳴らせる環境は、それだけで上達の助けになります。夜はヘッドホンに切り替えるなど、時間帯で使い分けるのが現実的です。ヘッドホン練習の環境づくりは自宅練習用ヘッドホン環境の作り方で詳しく解説しています。
② Bluetoothと「Session」機能で“曲に合わせて弾く”練習がしやすい
Bluetoothでスマホの音楽をアンプから流し、同じスピーカーで自分のギターと一緒に鳴らせます。さらにアプリ「BOSS TONE STUDIO」のSession機能では、YouTube動画に合わせて弾きながら音色を自動で切り替えられるとされています。
講師として強くおすすめしたいのが、この「音源と一緒に弾く」練習です。メトロノームだけの練習ではわかりにくい、リズムのズレや音量バランスに気づきやすくなります。ただし便利な分、音色選びに時間を使いすぎてしまうのはよくある落とし穴。「今日はこの曲のこの8小節」と決めてから電源を入れるのがコツです。効率のよい練習の組み立て方はギター練習方法|効率の良い練習の中身をご覧ください。
③ オーディオインターフェース機能で「録って聴く」が手軽に
KATANA-25はオーディオインターフェース機能を内蔵し、PCやモバイル機器に直接録音できます。別途インターフェースを用意しなくても、自分の演奏を録音して聴き返すところまでアンプ1台で完結するのは大きなメリットです。
弾いている最中は気づけないミスも、録音を聴くと驚くほどはっきりわかります。私のレッスンでも、生徒さんに週1回は自分の演奏を録って聴いてもらうようにしていますが、これを続けた方はリズムの安定が目に見えて早くなります。アンプの内蔵エフェクトとコンパクトエフェクターの考え方の違いはマルチエフェクターとコンパクト、初心者はどっち?も参考にしてください。
このニュースから学べる選び方・練習のヒント
KATANA-25のような「多機能な練習用アンプ」を検討するときは、スペック表より自分の練習環境から考えるのが失敗しないコツです。生徒さんには次のポイントをお伝えしています。
- 置き場所と重さを確認する:幅36cm・重さ4.8kgは部屋置きしやすいサイズですが、棚や床のどこに置くかは事前にイメージしておく
- 練習する時間帯を考える:夜中心ならヘッドホン、休日の昼間ならスピーカー、と使い分けを前提にする
- 音作りは「クリーン+歪み1つ」から:60種類以上のエフェクトがあっても、最初はクリーンと軽い歪みの2音色で十分。基本の右手・左手が整ってから広げる
- 録音を習慣にする:せっかくの録音機能は「たまに使う」より「毎週1回」のほうが効果的
アンプ以外に何から揃えればいいか迷っている方は、初めてのエフェクター、何から買う?もあわせてどうぞ。
まとめ
BOSSのコンパクト・ギターアンプ『KATANA-25』が2026年11月14日(土)に発売されます(オープン価格)。25W/0.5Wの出力切り替え、8インチスピーカー、6タイプ×2バリエーションのアンプ、60種類以上のエフェクト、Bluetooth、オーディオインターフェース機能を備えた、自宅練習向けのモデルです。
講師の目線では、「家で鳴らせる音量」「曲に合わせて弾ける」「録って聴ける」の3つが1台にそろうことが一番の魅力です。どんなに便利な機材も、使い方次第で上達のスピードは変わります。機能を絞って、毎日の練習に組み込んでみてください。
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