
「毎日練習しているのに、なかなか上手くならない」「ギターは練習時間が命と聞くけど、忙しくて時間が取れない」——そんな悩みを抱えていませんか?
実は、ギターの上達は 「練習時間の長さ」ではなく「練習の質」 で決まります。1日3時間だらだら弾く人より、1日30分でも“正しい練習”をしている人のほうが、ずっと早く上達する——これは、指導の現場で多くの生徒さんを見てきて実感していることです。
この記事では、上達が早い人がやっている「効率の良い練習」の中身と、独学では気づきにくい“落とし穴”を、現役プロ講師がお伝えします。
📌 この記事の要点
✅ 結論:上達が早い人の練習は「時間より質」「同じフレーズを集中的に」「メトロノーム必須」「ゆっくりから始める」。
✅ こんな方におすすめ:練習しても上達しないと感じる方/効率の良い練習法を知りたい方
✅ 読み終わるとわかること:
- 効率の良い練習の中身
- 練習時間の目安
- メトロノームの活用法
この記事を書いている人
Kaz Takayama|東京・新宿でギター教室を主宰。エレキギターを米バークリー音楽院のジョン・フィン氏に師事。紅白歌合戦出場アーティスト、ミリオンセラーアーティストへのギター指導経験を持つ現役プロギタリスト・講師。
プロのミュージシャンや他のギター講師までもが指導を受けに来る、指導専門のレッスンプロ。誰もが知るメジャーアーティストから、メディアで「日本を代表するギタリスト」と紹介されたこともある。
日本テレビ「世界一受けたい授業」、TBS「ラヴィット!」、テレビ朝日「お願いランキング」など多数のメディアに出演し、各方面から取材依頼が絶えない。TBS「タイガー&ドラゴン」では日本のスクール代表として日韓対決にも登場するなど、日本一・世界レベルの本格レッスンを提供。
目次
- なぜ「練習しても上達しない」が起こるのか
- 上達が早い人がやっている5つの練習原則
- 大人こそ「質」が命|短時間で結果を出す練習設計
- 独学では気づけない“ムダな練習”の3つの落とし穴
- プロも実践している効率練習の中身
- よくある質問(FAQ)
- まとめ
1. なぜ「練習しても上達しない」が起こるのか
「練習=弾いている時間」と思っていませんか? そう思っているうちは、上達は遠回りになります。
ギターが上達しない人に共通する特徴は、次の3つです。
- 何のためにそれを練習しているか、自分でも分からない
- 同じところを同じやり方で繰り返している(変化がない)
- できているつもりで、実は弾けていない部分を見過ごしている
つまり、「弾いた時間」ではなく「狙って弾いた時間」が、上達を決めるのです。
2. 上達が早い人がやっている5つの練習原則

① 目的を明確にする
「今日の30分で、どの部分を、どうできるようにするか」を最初に決める。ゴールが見えない練習は、必ずだらける。
② 弾けない箇所を“分解”する
弾けないフレーズは、1小節→1拍→1音と細かく分解する。「どこができないか」を特定できれば、解決はもう半分終わっている。
③ 必ず「ゆっくり」から始める
速く弾こうとして、間違いも一緒に体に染み込ませている人がとても多い。ゆっくり正確に弾ける速度から、少しずつ上げていくのが鉄則。
④ 反復は「正しく」を10回より、「正しく」できる速度で
回数より「正しく弾けた回数」をカウントする。ミスを含む反復は、ミスを上達させる練習になってしまう。
⑤ 自分の演奏を録音・録画する
頭の中で聞こえる演奏と、実際の演奏は別物。録音すると、リズムの揺れ・音の濁り・指の余計な動きが一気に見える。
これらは特別なテクニックではなく、「上達が早い人なら全員やっていること」です。
3. 大人こそ「質」が命|短時間で結果を出す練習設計

「仕事や家事で忙しく、毎日たくさん練習する時間がない」——大人の方からよく聞く声です。でも、実は大人ほど効率練習に向いています。
- 目的を持って取り組める:「あの曲を弾けるようになりたい」がはっきりしている
- 短い時間でも集中して取り組める:限られた時間だからこそ、密度の高い練習ができる
- 論理的に取り組める:理屈を理解してから練習に入れる
「毎日1時間ダラダラ」より「週3回、30分の集中練習」のほうが、ずっと早く上達します。 大切なのは“どれだけ続けるか”ではなく、“その時間に何を変えたか”です。
4. 独学では気づけない“ムダな練習”の3つの落とし穴
独学で頑張っている方を見ていると、気づかないうちに「ムダな練習」をしているケースがとても多いです。
① 「弾けているつもり」のフォーム
押さえ方や手のフォームが微妙に間違っていても、自分では分からない。変な癖が固まると、後で直すのに何倍もの時間がかかります。
② 「自分のレベルに合わない曲」をいきなり練習
今のあなたに10段階で“9”の曲を、いきなり練習しても弾けるようにはなりません。“6〜7”の曲を完璧にしてから“8”に進むのが、結果的に最短ルート。
③ 「リズムが合っているか」を確認していない
メトロノームなしで弾き続けると、自分のリズムのズレに気づけません。リズムが揺れたまま固まると、後でいくら速く弾けてもプロの演奏には聞こえません。
これらの落とし穴は、第三者(特に指導のプロ)に一度見てもらうだけで、すぐ分かります。一人で何ヶ月も悩むより、ずっと早く解決できます。
5. プロも実践している効率練習の中身
「プロは長時間練習しているから上手いんでしょ?」と思われがちですが、実際は逆です。プロほど、無駄な練習をしません。
プロが日々やっているのは、こんな練習です。
- 今日のテーマを1つに絞る(例:右手のリズム精度/左手のスムーズな移動)
- 苦手な箇所だけを切り出して練習(曲を頭から弾き直さない)
- 必ず録音して、客観的に聴き直す
- 理論的に「なぜそう弾くか」を意識する
- 休む日も計画的に作る(脳と指の定着には休息が必要)
これらはすべて、「狙って練習する」ということ。当教室では、この“狙い方”そのものを、生徒さんのレベルに合わせて一緒に組み立てます。 だから、自宅練習の質が一段上がり、レッスン間の上達スピードが大きく変わります。
実際に、プロのミュージシャンや他のギター講師までが当教室に学びに来ています。
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6. よくある質問(FAQ)
Q. 1日どのくらい・何時間練習すればいいですか?
A. 時間より「質」が大切です。毎日30分の集中練習でも十分上達します。大切なのは「今日この30分で何ができるようになるか」を決めて取り組むことです。
Q. 練習しない日があっても大丈夫ですか?
A. はい、毎日完璧に練習しなくても大丈夫です。ただし、間が空くほど感覚を取り戻すのに時間がかかります。短時間でもいいので、できるだけ毎日ギターに触れる習慣を持つのが理想です。
Q. メトロノームは必須ですか?
A. はい、特に初心者〜中級者の段階では必須です。リズムのズレは自分では気づきにくいので、メトロノームと一緒に練習する習慣をつけると、上達のスピードが大きく変わります。
Q. 電子チューナーとスマホアプリ、どちらを使うべき?
A. 初心者にはクリップ式の電子チューナー(KORG等)がおすすめです。ギター本体の振動を拾うので、周りの音の影響を受けにくいからです。スマホアプリは便利ですが、雑音やマイク性能に左右されます。
👉 関連:ギターチューナーの種類と選び方
Q. 練習しても全く上達している気がしません。どうすれば?
A. 「変化がない」と感じるときこそ、練習のやり方を見直すチャンスです。録音して1ヶ月前と聴き比べてみる、フォームを動画で確認する、第三者に見てもらう——どれか一つを試すだけでも、原因が見えてくることが多いです。
Q. 教室に通えば、自宅練習も効率的になりますか?
A. はい。当教室では「自宅で何を・どう練習するか」までセットでお伝えします。レッスンで方向性を決め、自宅で実行する——この組み合わせが、最短上達の王道です。
Q. 難しいフレーズはどう練習すれば?
A. ゆっくり弾けるテンポからスタートし、徐々に速度を上げる「スロー練習」が王道です。速く弾けないのは「ゆっくり完璧に弾けていない」ことが大半の原因です。
7. まとめ
ギターの上達は、「練習時間の長さ」ではなく「練習の質」で決まります。
– 上達が早い人は「狙って練習」している
– 5つの原則(目的・分解・ゆっくり・正しい反復・録音)で質が上がる
– 大人こそ短時間×高密度の効率練習に向いている
– 独学の“ムダな練習”は、第三者に見てもらうとすぐ分かる
– プロも実践する効率練習を、レッスンプロが一緒に組み立てる
「練習しているのに上達しない」と感じている方ほど、練習の中身を変えるだけで、ぐっと前に進めます。あなたの限られた時間を、最大限活かす練習方法を、一緒に作りましょう。
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よくある質問(この記事の関連質問)
ギターは大人や初心者からでも始められますか?
はい、当教室では40代・50代・60代・シニアの方も多くいらっしゃいます。基礎から丁寧に進めるので、未経験でもご安心ください。
無料カウンセリングではどんなことを聞けますか?
現在のレベル・目標・学びたいジャンル・最適なレッスンプランをご相談いただけます。不安や疑問は何でもお聞きください。
対面とオンラインはどちらを選ぶべきですか?
対面(東京・新宿)は細かいフォームの修正がしやすく、オンラインは全国・海外から受講可能です。お住まいやスケジュールに応じてお選びください。
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この記事は、現役プロギタリスト・講師としての指導経験に基づいて作成しています。上達のペースには個人差があります。

