※本記事は2026年10月5日時点の情報です。公演日程・会場・チケットに関する最新情報は、必ず公式サイトでご確認ください。

BUMP OF CHICKENが、アリーナツアー「BUMP OF CHICKEN TOUR 2026」を開催中です。公式発表の日程では、10月3日・4日の宮城・ゼビオアリーナ仙台を皮切りに、12月20日の愛知・IGアリーナまで、全国8会場を2デイズずつ回る全16公演。東京公演は10月27日・28日の有明アリーナです。

BUMP OF CHICKENの曲は、ギターを始めた方が「弾いてみたい」と挙げることの多い定番です。ところが実際にコピーしてみると、コードは押さえられるのに、あのきらきらした響きにならないという壁に当たりがち。その差を生んでいるのが、藤原基央(Vo, G)と増川弘明(G)の2本のギターの役割分担と、コードの「鳴らし方」です。この記事では公演概要を整理したうえで、ギターの聴きどころと、練習に持ち帰れるポイントを現役プロ講師の視点で解説します。

「BUMP OF CHICKEN TOUR 2026」の概要

ツアーは全国8会場・各2デイズの全16公演。すべてアリーナクラスの会場です。

日程会場エリア
10月3日(土)・4日(日)ゼビオアリーナ仙台宮城
10月17日(土)・18日(日)北海道立総合体育センター 北海きたえーる北海道
10月27日(火)・28日(水)有明アリーナ東京
11月7日(土)・8日(日)GLION ARENA KOBE兵庫
11月21日(土)・22日(日)あなぶきアリーナ香川香川
11月28日(土)・29日(日)広島グリーンアリーナ広島
12月12日(土)・13日(日)マリンメッセ福岡A館福岡
12月19日(土)・20日(日)IGアリーナ愛知

この記事の基準日(10月5日)時点で、日程上は宮城公演が終わり、北海道公演から先の7会場14公演が残っています。チケットの受付方法や販売状況は公演ごとに異なるため、料金も含めて公式サイトの案内を確認してください。

※日程・会場・チケットの販売状況は変更される場合があります。最新情報は必ず公式サイトでご確認ください。
▶ BUMP OF CHICKEN 公式サイト

出典:BUMP OF CHICKEN 公式サイト ツアー詳細発表ニュース/音楽ナタリー/Billboard JAPAN

BUMP OF CHICKENのギターはどこが面白いのか

藤原基央:歌を乗せるための「響きの土台」

藤原基央のギターは、歌の伴奏でありながら、それ自体が曲の景色を作っています。特徴は、ふつうのメジャー/マイナーコードに1音足したり、開放弦を混ぜたりして、響きに透明感を出すこと。同じコード進行でも、押さえ方を少し変えるだけで音がふわっと広がる――BUMP OF CHICKENらしい浮遊感の多くは、ここから生まれています。

こうした響きの正体は、sus4やadd9と呼ばれるコードであることが少なくありません。仕組みはsus4とadd9コードとは|響きと使いどころを現役プロ講師が解説で確認できます。

もうひとつ、ギター全体を半音低く合わせる「半音下げチューニング」の曲が多いことでも知られています。弦の張りが少しゆるむことで音が太く落ち着き、歌のキーにも合わせやすくなる。音源と一緒に弾いて「なぜか音が合わない」と感じたら、まずチューニングを疑ってみてください。やり方はダウンチューニングとは|半音下げの方法を現役プロ講師が解説にまとめています。

増川弘明:口ずさめる「もうひとつのメロディ」

増川弘明のギターは、速さや派手さで押すタイプではありません。単音のリフやアルペジオで、歌とは別のメロディをそっと置いていくのが持ち味です。イントロのギターを聴いただけで曲名が浮かぶ――そういう「口ずさめるフレーズ」が多いのは、音数を絞り、1音1音の長さと余韻を丁寧にコントロールしているからです。

そこに効いているのが空間系エフェクト。ディレイで音に奥行きを足すことで、少ない音数でもアリーナの広さに負けない存在感が出ます。考え方はディレイの使い方|設定と練習への活かし方を現役プロ講師が解説を参考にしてください。

2本が同じことを弾かないから、音が濁らない

藤原基央が中低音域でコードの響きを支え、増川弘明がその上の音域で旋律を描く。2本のギターが弾く「高さ」と「リズム」を分けているので、鍵盤や同期のサウンドが重なる近年の楽曲でも、ギターが埋もれず、かつ歌の邪魔をしません。「たくさん弾く」より「どこを空けるか」を考えたアンサンブルは、バンドでギターを弾く方にとって最高のお手本です。

ちなみに筆者は以前、メンバーにご招待いただいてBUMP OF CHICKENのライブを拝見したことがあります(当時の記事はこちら)。大きな会場でも1音1音がはっきり届く、音の整理のされ方が強く印象に残っています。

ライブで注目したい3つのポイント

  • イントロの1音目……ギターのフレーズが鳴った瞬間に会場の空気が変わる曲が多いバンドです。ピッキングの強さと、音の伸ばし方・切り方に耳を向けてみてください。
  • アコースティックギターとエレキギターの持ち替え……曲によって藤原基央がどちらを手にするかで、バンド全体の質感が変わります。ストロークの音がドラムのどの音と重なって聴こえるかも聴きどころです。
  • アリーナでの「余韻」の聴こえ方……広い会場では、ディレイやリバーブの残響が音源以上に大きく感じられます。フレーズが終わったあとの余韻まで含めてひとつの演奏だということが、体感でわかるはずです。

BUMP OF CHICKENから持ち帰れる練習ポイント

1. コードに「1音足す」響きをアルペジオで確かめる

まずはいつものコードを1弦ずつゆっくり弾き、次にadd9やsus4の形に変えて同じように弾いてみます。どの弦の音が変わって、響きがどう変化したかを耳で確かめるのが目的です。全部の弦が濁らず鳴っているかもあわせてチェックしましょう。

2. 単音フレーズは「歌ってから」弾く

イントロやリフをコピーするときは、弾く前にそのフレーズを口で歌えるようにします。歌えるフレーズは、音の長さ・切る位置・強弱が頭に入っている状態。指で追いかけるより、歌のとおりに指を動かすほうが、増川弘明のような「歌うギター」に近づけます。

3. ゆっくりのテンポで音の長さをそろえる

アルペジオは速さよりも粒のそろい方が命です。メトロノームに合わせ、1音ごとの長さと音量が均等になっているかを確認します。テンポ設定の考え方はBPMとメトロノームの使い方|練習手順を現役プロ講師が解説をどうぞ。

まとめ

「BUMP OF CHICKEN TOUR 2026」は、2026年10月3日の宮城・ゼビオアリーナ仙台から12月20日の愛知・IGアリーナまで、全国8会場16公演のアリーナツアー。東京公演は10月27日・28日の有明アリーナです。

聴きどころは、テクニックの派手さではなく「響きを支えるギター」と「旋律を描くギター」の役割分担、そして1音1音の余韻です。ライブや音源で「あの響きを自分でも出したい」と感じたら、まずはコードに1音足したアルペジオを、ゆっくり丁寧に鳴らすところから始めてみてください。

🎸 東京・新宿でギターを習うなら

紅白出場クラスの現役アーティストやプロの作編曲家、ギター講師までが習いに来る完全マンツーマンのギター教室です。初心者の方も、レベル・ペース・目標に合わせたオリジナルカリキュラムでレッスンしています。

関連記事

💬 まずは気軽にLINEで相談

「自分でも大丈夫?」「料金は?」など1問だけでもOK。
講師Kazが直接お答えします(24時間以内)

LINEで質問する(30秒)

▸ 無料カウンセリングのお問い合わせはこちら