米津玄師の「Lemon」は、ドラマ「アンナチュラル」の主題歌として大ヒットし、ギター初心者から経験者まで幅広く愛されている曲です。コード進行はそれほど難しくないのに、原曲のような切なく繊細な雰囲気を再現するのは意外と難しい──そんな声をよく聞きます。
この記事では、東京・新宿でKaz Takayama ギター教室を主宰する現役プロギタリストが、「Lemon」のギターの弾き方を基本コード・ストローク・原曲のニュアンスの再現方法・段階的な練習ステップまで完全解説します。
📌 この記事の要点
✅ 結論:「Lemon」はメイン5コード(Em / D / C / G / Am7)を軸に、F#m7-5などの彩りコードを加えて哀愁の世界観を作る曲。原曲再現のカギは「コードの押さえ方」と「強弱・間(ま)のコントロール」。
✅ こんな方におすすめ:ギター初心者でLemonを弾きたい方/コードは押さえられるけど原曲の雰囲気が出ない方/弾き語りで歌いたい方
✅ 読み終わるとわかること:
- 「Lemon」の基本コード進行とキー
- 原曲のストロークパターンの再現方法
- つまずきやすいポイントと解決法
- 段階別の練習ステップ(初心者は3週間で完成)
1. Lemonのギターの弾き方|楽曲の基本情報
- キー:原曲は G#マイナー(G#m)/カポ4を付けてEmキーフォームで弾くのが一般的
- テンポ:BPM 86(ゆったりとした8ビート)
- 使用ストローク:8ビートストローク(アルペジオ併用)
- 難易度:★★☆☆☆(初心者でも3週間で形になる)
- 基本コード(カポ4):Em / D / C / G / Am7(定番)+ B / F#m7-5 / C#m7-5(彩り)
カポを4フレットに付けて、Emキーのコードフォームで弾くと、原曲のG#マイナーキーに合います。Lemonはマイナーキー特有の切なく哀愁のある雰囲気が魅力ですが、原曲キー(G#m)をそのまま弾くとF#mやC#mなどのバレーコードが連続して初心者には非常に難しいため、カポ4でEmキーフォームに変換するのが定番です。初心者にも押さえやすく、原曲の世界観をしっかり再現できます。
2. Lemonのギターの弾き方|コード進行と構成
Lemon を弾くときの標準設定は「カポ4・Emキーフォーム」。これが多くのコード譜サイトでも基準とされている、Lemonの定番スタイルです。なお、正確なコード進行はこちらのコード譜(U-Fret)で確認できます。以下、各セクションの特徴を解説します。
使用される主なコード(カポ4)
- 定番コード:Em、D、C、G、Am7(Aメロ〜サビの中心)
- Bm(B):Aメロ・サビ終わりの哀愁ポイント
- F#m7-5、C#m7-5:サビの「レモン」「光」を彩る独特のコード
- A#dim、D#dim:ディミニッシュコード。緊張感を生む
- Cメロ転調部:C#m、A、B、E(半音上の独立した進行)
楽曲構成
- Aメロ:Em始まりで物語が始まる静かな展開。Em-D-C-G の流れが中心
- Bメロ:C-G-D-Em の上昇展開で感情が高まる
- サビ:「胸に残り離れない苦いレモンの匂い」でF#m7-5 → B → Em という哀愁の核心コードが登場
- Cメロ(転調):「自分が思うより」からE メジャー系へ転調。世界観が一気に開けるポイント
- ラスサビ:再びマイナー世界に戻り、「切り分けた果実の片方の様に」で余韻を残して終わる
当教室では、譜面だけでは伝わらない「演奏のニュアンス」「コードチェンジのタイミング」「ストロークの強弱」「F#m7-5など独特なコードの押さえ方」など、実践面の指導に重きを置いています。次の章では、現役プロが教える原曲ニュアンスの再現方法を解説します。
3. Lemonの練習方法|現役プロが教える原曲再現のコツ
「コードは押さえられるのに、原曲のような切ない雰囲気が出ない」──これは多くの方が直面する壁です。Lemonの原曲再現で最重要なのは3つのポイントです。
コツ①:イントロは「ピアノを思い浮かべる」
Lemonの原曲はピアノが印象的なイントロを担っています。ギターで弾く際は、アルペジオ(指弾き)でピアノの響きを再現するのがおすすめです。親指で6弦のベース音、人差し指・中指・薬指で1〜3弦のメロディラインを優しく爪弾きます。
コツ②:Aメロは「ストロークを抑えめに、息継ぎを意識」
Aメロは静かに歌われる場面なので、ストロークの音量を抑え、力を抜くのがポイント。1拍目のダウンストロークを少し強めに、その後の8分音符を弱めに。「ジャン、チャッ、ジャカ、チャッ」と歌詞の息継ぎに合わせてミュートを入れると、原曲のような余白が生まれます。
コツ③:サビは「ストロークを開放的に、感情を込めて」
サビでは感情が爆発する場面。ストロークを大きく、開放的に。8ビートの「ダウン・ダウン・アップ・アップ・ダウン・アップ・ダウン・アップ」を、Aメロの2倍程度の音量で弾くと、ダイナミクスの対比が生まれます。これが原曲のドラマチックな展開を支えます。
4. Lemonを弾く時のつまずきポイント3つと解決法
つまずき①:Bm(バレーコード)が押さえられない
解決法:Bmが押さえられない場合は、5・4・3弦のみの簡易フォーム(指3本で押さえる)から始めましょう。または、より押さえやすいBm7で代用するのもOK。人差し指で2フレットをセーハする練習を1日5分続けると、2〜3週間でフルバレーのBmが押さえられるようになります。
つまずき②:コードチェンジで音が途切れる
解決法:コードチェンジの0.5拍前から指を浮かせ始めるのがコツ。BPM 86のゆったり曲なので、メトロノームを80に設定して、コードチェンジだけを反復練習しましょう。1日10分で2週間ほどでスムーズになります。
つまずき③:原曲のような繊細な雰囲気が出ない
解決法:音量と強弱のコントロールが鍵です。Aメロは小声で歌うイメージ、サビは胸を張って歌うイメージと、歌い方の強弱とギターの音量を一致させる練習をしましょう。歌詞のニュアンスとギターの強弱がシンクロすると、一気に原曲らしくなります。
5. Lemonの練習方法|段階別ステップ(3週間で完成)
第1週:基本コードの習得とコードチェンジ
- コード譜で確認した使用コードを正確に押さえる練習(バレーコードは簡易フォームから始めてOK)
- 各コード間のスムーズなチェンジ(毎日10分)
- カポ4を付けて、Aメロの進行をゆっくり通す
第2週:ストロークパターンと歌の同期
- 8ビートストロークを習得(メトロノーム 80で)
- Aメロ→サビの強弱の対比を意識
- 歌詞を口ずさみながらギターを弾く練習
第3週:原曲ニュアンスの再現と通し練習
- コード譜を見ながら、原曲を聴いてストロークの強弱を真似る
- イントロのアルペジオを練習
- フルコーラスを通して弾けるようにする
6. 当教室での指導例|実際にLemonを弾けるようになった生徒様
当教室では、Lemonを目標曲とした生徒様が多くいらっしゃいます。
- 20代女性(未経験):3か月で歌いながら弾けるように。SNSで弾き語り動画を配信
- 30代男性(ブランク10年):1.5か月で原曲ニュアンスまで再現
- 50代男性(初心者):4か月で家族の前で披露できるレベルに
独学だと「コードは押さえられるけど雰囲気が出ない」「2か月たっても通しで弾けない」といった壁にぶつかりがちですが、プロに直接指導してもらうことで、上達の速度が圧倒的に変わります。
7. よくある質問(FAQ)
Q. Lemonは初心者でも弾けますか?
A. はい、難易度は中程度です。基本コードが押さえられれば、3週間程度で歌いながら弾けるようになる方が多いです。最初の壁は「D/F#」と「コードチェンジ」ですが、毎日10分の練習で2〜3週間で克服できます。
Q. カポなしでも弾けますか?
A. 弾けますが、原曲キー(G#マイナー)になるとG#m、C#m、D#m、F#m などのバレーコードが連続し、初心者には非常に難しくなります。カポ4でEmキーフォームが圧倒的に弾きやすく、初心者でも哀愁ある原曲の雰囲気を出せます。
Q. アルペジオ版とストローク版どちらがおすすめ?
A. 初心者はまずストローク版から。慣れてきたら、イントロやAメロをアルペジオに変えると、より原曲らしくなります。両方できるようになると、表現の幅が一気に広がります。
Q. 「Lemonだけ教えてほしい」というピンポイントの相談もできますか?
A. はい、当教室では定期レッスンに加えて単発レッスンも承っています。「Lemonの難しい箇所だけ教えてほしい」「結婚式までに1曲だけ完成させたい」「弾き語り動画のクオリティを上げたい」など、ピンポイントなご相談も歓迎です。1回〜数回の集中レッスンで、独学で詰まっていた箇所が一気に解決することも多くあります。
Q. 弾き語りで歌うコツは?
A. 「ギターを弾きながら歌う」のは、コードチェンジに集中するあまり歌が後ろにずれることが多いです。最初はギターを弾かずに歌だけ練習し、次にギターだけ、最後に両方──と分けて練習することで、確実に同時演奏できるようになります。
8. もっと深く学びたい方へ
「動画やTAB譜では分からない原曲の細かいニュアンスを習得したい」「3か月以内に完璧に弾けるようになりたい」「他の米津玄師曲や弾き語り曲も学びたい」という方は、東京・新宿の対面レッスン、または日本全国対応のオンラインレッスンで、現役プロが個別指導いたします。
米津玄師「Lemon」や他の弾き語り曲を本格的に習いたい方へ
東京・新宿での対面レッスン、または日本全国・海外どこからでも受講できるオンラインレッスンをご希望の方は、ぜひ無料カウンセリングにてご相談ください。現在のレベル・目標・最適なレッスンプランをご提案します。
「この1曲だけ集中して教えてほしい」という方のための単発レッスンも承っています。
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