カッタウェイとは、ギターなどで見られるボデイ上部がカットされた部分のことです。

ハイフレットを弾きやすくする為に加工されるものですが、ボディの形状が変わることでギターの鳴りにも影響があるとされています。

フェンダーの"ストラトキャスター"に見られるボディの両端が角の様な形状になっている部分や、ギブソンの”レスポール"で見られるボディの高音弦側(1弦側)が切り取られた様な部分が”カッタウェイ"です。

"シングル・カッタウェイ”と"ダブル・カッタウェイ"の2種類があり、"ストラトキャスター"や”SG"など両側に施されているのがダブル・カッタウェイであり、”レスポール”や”テレキャスター"など片側に施されているのがシングル・カッタウェイです。

カッタウェイの形状はいくつか種類があり、深くえぐる様に先端が尖っているのが"ポインテッド・カッタウェイ”(フローレンタイン・カッタウェイ)と呼び、先端が丸く浅いものが"ラウンテッド・カッタウェイ”(ベネチアン・カッタウェイ)と呼ばれます。

エレキギターではフライングVのような特殊な形状を除けば、カッタウェイがあるものが一般的です。

カッタウェイはエレキギターだけでなくアコースティックギターでも多く見られます。