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動画撮影でギター上達!!その1 「動きの乖離」

今回はレッスンの終わりに動画撮影をしてみました。
 
私のギターレッスンでは定期的にレッスンで行った内容を動画で撮影します。
 
目的としては大きく2つあります。

今回はその目的の1つ目をお話したいと思います。 
  
ギターレッスン時に、生徒さんは教えている私の手を正面から見て、真似をして頂いていると思いますが、自身で弾くときは通常、上から自分のギターや手を見ますよね。
    
そこでお手本の動きを正面から見ながら、自身の手を上から見て真似る時に自分では気が付かない、「動きの乖離」が生じます。
 
簡単に言うと、動きを真似してるつもりでいたが実は思っているように出来ていなかったという事です。
 
その「自分のイメージ」と「実際の動き」のずれを認識し、調整をしていく練習が必要になります。
 
その時に一番良い、練習が動画で撮って確認をすることです。
 
多くの方が動画を撮ってみると、「自分が思っていた動きと少し違う」と感じられるようです。
 
これを繰り返し行うことで自分のイメージした動きが直ぐに出来るようになってきます。
 
そして教えた時に見たものを直ぐに再現出来るようになってきて、吸収力や上達のスピードがどんどん早くなっていきます。
 
また、フォームだけでなく、自分が演奏しているときはリズムもしっかり取っているつもりでいます。
 
しかし、動画で冷静に自分の演奏を確認するとリズムも微妙にズレていたり、よれていたりと言うことが多々あります。
 
レコーディングをされた経験のある方は実際に録って確認した時の自分の演奏に落胆した経験があると思います。
 
また、演奏中もしくは演奏を止めてから「ここがあ〜でこ〜で」と説明しても上手く伝わらないことがあります。 
 
撮影した動画を一緒に見ながら「ここの時にもう少しこ〜して、あ〜して」と説明すると理解しやすいこともあります。 

また時に繰り返し再生して確認したり、スロー再生で細かい動きを説明出来たりするのも動画撮影をレッスンで行うメリットですね。
  
毎回でなくても良いので、定期的に練習の状況を撮影し、フォームやリズムの確認と修正をすることをおすすめします。
  
次回はもう一つの動画撮影の目的を説明したいと思います。

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