ソフトケースとは、比較的安価なギターを購入した時などに付いてくる、クッション材などが入っておらず最低限の持ち運びができるように作られたギターケースです。

薄いナイロンで作られている為とても軽く、最低限の小物入れられるポケットが付いており、気軽にギターを持ち運ぶことができます。

個別での販売もされており、1000円を下回るものから5000円程ととても安価です。

とても安価で気軽な持ち運びができるのがソフトケースの良い点ですが、クッション材が入っておらず衝撃にはとても弱く、十分にギターの保護ができず簡単に傷が付いてしまうのが難点です。

これに対して、箱型で本体をプラスチックや外面をビニールレザーで覆い丈夫に作らているのが”ハードケース"です。こちらは衝撃に強く収納したギター本体に傷が付かないように作られています。

ハードケースはショルダーがついていないので背負うことができず、重量がありサイズも大きいので気軽な持ち運びができないのが難点です。主に車や飛行機での運搬に適しています。

これら2つのケースの中間的なものとして販売されているのが、"セミハードケース”及び”ギグバッグ”と呼ばれるケースです。

セミハードケースとギグバックは、ハードケースに比べてかなり軽くソフトケースのように背負って持ち運びができ、保護する為にクッション材を入れて衝撃にもある程度強くしているのが特徴的です

初めのうちはソフトケースでも問題ありませんが、ある程度高価なギターを購入し持ち運びをする機会が増えた時は、ギターに傷が付かないように"セミハードケース"や"ギグバッグ"を購入することをおすすめします。