パワーアンプとは、ギターアンプなどに搭載されている”増幅回路”であり、音の調整部分であるプリアンプ部分で作られた信号を増幅する役割があります。

ギターアンプは、シールド(ケーブル)を通してエレキギターからの信号が、まず”プリアンプ”と呼ばれる部分へと流れていきます。

このプリアンプ部分は、アンプ外部にあるツマミで見られる、低音域(BASS)・中音域(MIDDLE) 高音域(TREBLE)といった各種トーンコントロールや、歪み具合の”GAIN”といった、各種音の調整を担当しています。

そして、このプリアンプで作られた音を増幅させる役割があるのが"パワーアンプ"と呼ばれる部分です。

ギターアンプで大音量のサウンドを出しているのは、このパワーアンプ部分で信号を増幅している為です。

プリアンプからの信号を"パワーアンプ"で増幅した後は、スピーカーを搭載したキャビネットへと流れ、実際に音を鳴らしているのがギターアンプの仕組みです。

パワーアンプは、ギターアンプに限らずミキサーからの信号を増幅する役割で使われ、単一の音響機材として販売しています。