レスポールとは、ギブソンが製造・販売をしているフェンダーのストラトキャスターと並ぶ代表的なエレキギターのモデルです。
ギブソン初のソリッドギター(空洞が無いボディ)であり、ギタリストであるレス・ポール氏とギブソン社の共同開発で1952年に発売されました。
一般的なエレキギターのモデルの1つとされていますが、本来はレス・ポール氏のシグネチャーモデルです。
太くて力強い音が特徴的であり、丸みのあるボディは中音域が豊かで暖かみのある”マホガニー”材をバックにし、硬質なサウンドのメイプル材をトップに加工した組み合わせを主流としています。
ピックアップは当初P90と呼ばれるシングルコイルを採用していましたが、55年以降はハムバッカータイプをリアとフロントに2基搭載したものを標準としています。
もう一つの代表的なモデルの”ストラトキャスター”と比べ、欠点としては”ボディが大きく重すぎる”ことや、”音にエッジがなく輪郭がぼやけている”ことが挙げられます。
今でこそ代表的なエレキギターの一つとされているレスポールですが、ロック音楽が登場するまでは、ボディの重さやネックが太いことから演奏しづらく、パワフルな音も必要なかった為、不人気のギターでした。
レスポールにはスタンダード・カスタム・ジュニアと様々な種類がありますが、最も標準的なのは名前の通りレスポール・スタンダードです。
レスポールとして販売しているのは”ギブソン”と子会社のエピフォンのみであり、その他のメーカから出されているものは別商標のコピーモデルです。
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