サムピックとは、持ち手が輪っか状になっており、親指(英語でサム)に装着して弾くピックです。
主にアコースティックギターやバンジョーでの指弾きで使われ、アルペジオを主体とした演奏で使用されます。
カッティングなどのストロークを積極的に使う演奏では、構造上向いておらず使われません。
サムピックは、指弾きよりもアタック感がありハッキリと輪郭のある音を出すことができます。
指弾きでの親指は、通常ベースなどの最低音を担当することになる為、サムピックは低音をハッキリと出したい時に向いています。
欠点としては、その他の指で弾いている音よりも強く前に出てしまうため、メロディが埋もれてしまったりバランスが取りづらくなることなどが挙げられます。
また、通常のピックとは感覚的に違いがある為、馴れるのに練習が必要です。
サムピックは通常のピックと同じく様々な材質があり、厚さもライト・ミディアム・ヘヴィーと分かれます。
親指に装着する以外にも指に装着するピックはありますが、それらはフィンガー・ピックと呼ばれています。
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