クロマティックチューナーとは、半音で数えた時1オクターブ間にある12音全てを感知し、チューニングできるチューナーのことです。

クロマティックとは半音階(12音全てを並べた音階)を意味しています。

販売されている殆どのチューナーはクロマティックチューナーとなっていますが、ギター・ベース用として販売されているチューナーの中には、各弦のレギュラーチューニングの開放弦の範囲だけを拾い表示するタイプがあります。(ギターであれば6弦から順にE A D G B E)

このタイプの場合クロマティックチューナーと違い基準から外れた音程の時は表示されない為、まだチューニングに慣れていない初心者の方には扱いやすいと言えます。

しかし、変則的なチューニングをする際に、チューナーとして使用できない欠点もあります。

中にはダウンチューニング用に設定を切り替えられるタイプもありますが、こういったチューニングをする際にクロマティックチューナーに慣れていると、その後も変則的なチューニングに幅広く対応でき便利です。

クロマティックチューナはどの音程でも表示されるので、自分が各弦をどの音程に合わせたいのかを確認してチューニングしましょう。