クラシックギターとは、ナイロン弦を張り演奏する広義でのアコースティックギターの一種。

構造上ではフォークギター(一般的にアコースティックギターと呼ばれる)と同じく、電子回路を通さず張られた弦を弾くことで発生する弦振動からボディ部分を共鳴させて音を出す楽器です。

フォークギターとは細かい構造上の違いもありますが、金属弦ではない主にナイロン弦を使用する事による暖かく甘い音が特徴的です。

ピックを使わず指先で弦を弾き演奏する事を前提としているため、爪を適切な長さに伸ばす必要があります。

弾き語りや伴奏で多用されるフォークギターと違い各指を駆使した高度な奏法が多い為、一曲を弾きこなすまでに長い時間の練習が必要であり、エレキギターよりも独学での上達が難しい楽器です。

プロが使う手工品は30万〜100万と高額ですが、初心者用としては3万円〜10万円前後とエレキギター以上に値段の幅が広いです。

高額な手工品としては”ホセ・ラミレス”といったスペインのメーカーが多く、初心者用としては”小平ギター”といったコストパフォーマンスに優れた国産品の人気があります。

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