オープンコードとは、ギターの"開放弦を含むコード"のことを指します。(レギュラーチューニングであれば、6弦から順番に "ミ・ラ・レ・ソ・シ・ミ"の音)
オープンコードは開放弦を使用することにより、音を出す複数弦を押さえて弾く”バレーコード”などよりも、"伸びがあり強い響き"が感じられます。
オープンコードは最も基本的なコードの押さえ方なので、一般的なコードフォームとして教則本などにも書かれています。
オープンコードは多くの組み合わせにより様々な種類がありますが、代表的なのはC・G・D・Amといったコードです。
Cであれば、6・3・1弦の開放弦(ミ・ソ・ミ)と、5弦の3フレット・4弦の2フレット・2弦の1フレット(ド・ミ・ド)の組み合わせ。
Gであれば、4・3・2の開放弦(レ・ソ・シ)と、6弦3フレット・5弦2フレット・1弦3フレット(ソ・シ・ソ)の組み合わせ。
Dであれば、4弦の開放弦(レ)と、3,1弦の2フレット・2弦3フレット(ラ・レ・ファ♯)の組み合わせ。
Amであれば、5・1弦の開放弦(ラ・ミ)と、4,3弦の2フレット・2弦の1フレット(ミ・ラ・ド)の組み合わせ。
これに対して開放弦を使用せずバレー(セーハ)を使用した”バレーコード”で代表的なのが、ギター初心者にとって難関とされているFコードです。