アルペジオとは、ギターではコード(和音)を構成する音を規則的に各弦で”一音づつ鳴らしていく”奏法のことです。
ギターでコードを鳴らす時、コードポジションを押さえた状態で上もしくは下の弦へとストロークで弾くことがあり、自然とコード構成音を別々に鳴らしていく形になりますが、一気に弾ききる場合は一般的にアルペジオとはされず、”一音一音をハッキリ”弾くことを指します。
アルペジオの動きに決まりはありませんが、構成音を順番に上下する形を基本とし、一定のリズムで規則的な動きで弾いていき、次の音を弾く時前の音はミュートはせず余韻を残すように弾きます。
アルペジオはエレキギターでのピック弾きでも見られますが、アコースティックギターの伴奏やソロギターで多用され、親指を最低音とし4本の指を使う”フォー・フィンガー・スタイル”や3本の指を使う”スリー・フィンガー・スタイル”で弾かれることが多いです。
アルペジオはそのしっとりとして美しい音の響きからバラードなどで多く見られます。
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