今回は前回に続きになります、「動画撮影でギター上達!!その2」のお話をしたいと思います。
もう1つの動画撮影をレッスンで行う理由は「完成」を作りることです!!
曲の演奏などを練習している場合、ある程度弾けるようになったところで動画撮影をするととても良いです。
撮ることによって「この曲は一先ず完成!!」となり気持ちよく次の曲に移ることができます。
またシンプルに自分が弾いている映像を保存したり、話が出た時にぱっと見せたり出来るのは嬉しいですよね。
人によってはオーディションなどにも使えると思います。
必要になってから宣材を作ろうとするととても大変です。
日々、撮っておくととても便利ですね。
また違う視点から考えてみましょう。
ギターは毎日、少しずつ少しずつ上達します。
ギターを触れない時などは一時的に後退したと感じる人もいるでしょう。
本当に「3歩進んで2歩下がる」ような感じかもしれませんね。
時に「上手くなっているのかな〜」と感じる生徒さんも多いようです。
定期的に見ていて、毎回、生徒さんのレッスンで出来たことや出来なかったことをノートに付けている私からすると、確実に上達している状況でも生徒さん自身で認識出来ていないことが多いです。
正直、ギターに「完成!!」はないと思います。
私自身でも未だにそうですが、やればやるだけ、勉強すればするだけ、上達することができます。
「前より上手くなった!」と思えるときがあっても、同時に「まだまだ上がある…」と思ってしまうことも。
それは「雲で頂上の見えない山を永遠に登り続ける」ようなもの。
これを「大変」、「辛い」と思うか、「面白いな〜」、「楽しいな〜」、「これからもずっと楽しめる」と思えるかはその方次第だと思います。
好きでやっていることなので、ぜひ後者の気持ちで楽しんでもらえたらと思います。
しかし、果てしなく続くゴールの見えない山を登り続けるにしても、途中の休憩所は欲しいですし、冷静に下を見下ろし、「こんなに登って来れたんだ〜」と実感することは今後のモチベーションにもとても必要なことです。
そのために行うのが動画撮影なんです!!
撮っているときは「思ってるように上手く弾けないな〜」なんて感じるかもしれません。
しかし、撮り終わったあとのほっとする気持ちや達成感は心地よく感じることでしょう。
また同時に次の目標や「もっと上手くなりたい!」と言うモチベーションもあがってきます。
動画撮影だけではありませんが、記録を付けることで3ヶ月後、半年後、1年後にその記録を見た時にはもっと大きな上達を感じると思います。
日々の少しずつの上達は感じることが難しいです。
そこで悩まれたり、苦しんだりする方も多いです。
またこれはギターに限ったことではありません。
日々のお仕事などにも同じようなことがあると思います。
連続する時間を時にぶつ切りに大きく切り分けることで日常では見えなかったものが見えてくることがあります。
今後の成長に繋がると思いますので、是非、定期的にその現状での「一先ず完成」を作り、達成感と次の課題へのモチベーションを作ってみてください。
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