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ドロップチューニング

ドロップチューニングとは、主に6弦のみを他弦以上に下げたチューニングを指します。

全弦を下げるチューニングもドロップチューニングと呼ばれることがありますが、基本は6弦のみを他弦よりも下げるチューニングを指すことが主です。

ドロップチューニングはチューニングを下げることでレギュラーチューニングよりも低い音を出し、ヘヴィなニュアンス(レギュラーに比べて)を出せるとの考えでロック・メタル音楽で使われることが多いです。

ドロップチューニングのもう1つの利点としては、パワーコードと呼ばれるロック音楽において多用されるコードを容易に押さえられ、これにより通常のチューニングでは難しかったフレーズを演奏することが可能となります。

レギュラーチューニングに6弦だけを一音下げた通称”ドロップD”(6弦から: DADGBE)が有名ですが、現代においては全弦を1音下げ更に6弦だけ一音下げるドロップC(6弦から: CGCFAD)や、それ以上のドロップチューニングも存在します。

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