AWG (アメリカン・ワイヤー・ゲージ)とは、ワイヤーのゲージ(太さ)に関する規格であり、エレキギターのピックアップやエフェクターの配線などで使われています。

名の通り主に北米で使われている規格でありこれに対して国内の規格に”SQ”がありますが、ギターなどのシールドケーブルや配線類は"AWG (アメリカン・ワイヤー・ゲージ)"が使われます。

ピックアップのコイル部分によく使われるのが"AWG42"や"AWG43"といったサイズであり、この「AWG42」は直径約0.063mm、「AWG43」は直径約0.055mmと、AWGは数値が大きいほど細くなります。

エフェクターやギターの内部配線ではAWG22~26相当と、より太いものが使われます。

ピックアップのコイル部分は巻き数がサウンドに強く影響与えるとされていますが、ギターやエフェクターの内部配線は素材や太さもサウンドに影響があるとされています。

AWG (アメリカン・ワイヤー・ゲージ)は、通常エレキギター関係のパーツの購入やメンテナンスの際に把握している必要はありませんが、ピックアップ・エフェクターなどを自作・修理する際に必要となる知識です。