ディストーションとは、ゆがみや歪みを意味する言葉であり、名前の通り音を”意図的に歪ませ”ロック音楽での迫力のあるギターサウンドを作り出すエフェクターです。

似た用途のエフェクターに”オーバードライブ”がありますが、明確な境目はなく、それぞれ感覚的に分けられ、”ディストーション”か”オーバードライブ”かは殆どの場合販売する際のメーカーが付けた名称により決まります。

傾向として、”オーバードライブ”は暖かみがありマイルドな歪みであり、”ディストーション”は硬質でより過激な歪みといったニュアンスですが、これもエフェクターにより変わってきます。

本来これらの歪んだ音はアンプで作られていましたが、より過激な歪みを求められる様になったり、小型のトランジスタアンプで大型のチューブアンプ様な歪みをどんな環境でも出せる様にとの要望から、需要が高まりエフェクターとして広まった経緯があります。

ディストーションと言う名前を広めたエフェクターとしては、MXR社の”M104 Distortion+”が有名ですが、PROCO社の”RAT”も代表的なディストーションペダルとされています。

メーカーとしては、”MXR”や後続の”BOSS”が有名ですが、現在1万円以下の物から3万円を超えるハイエンドな物まで様々なメーカーから販売されています。

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