ガット・ギターとは、”クラシックギター”や”フラメンコギター”などのナイロン弦を一般的に使用するギターを指す別名称です。

ガット・ギターの名称の由来は、クラシックギターにおいてナイロン弦が一般的な弦となる以前に、ガット(動物の腸)を素材とした弦(ガット弦)が使用されていたことからきています。

ガット弦が一般的には使われなくなった現在も、”クラシックギター”のことを”ガット・ギター”と呼ぶことが多々あり、電気回路を利用したナイロン弦のギターにおいても”エレガット”(エレクトリック・ガットギターの略称)と呼ばれていたりします。

ガット弦は羊の腸を使って作られている為、ナイロン弦と比べ、各弦の品質の個体差が大きくあり、温度や湿度の変化に弱いなど多くの欠点があります。

現在ガット弦を生産しているメーカーは少なく、とても高価な為入手困難な弦ですが、一般的に使われているナイロン弦とは違う独特の音色を持っている為、今も尚愛用される方がいるギター弦です。

ガット弦はクラシックギター以外にも、ヴァイオリンなどでも使用されています。

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