今日はギタースラップ奏法について簡単にお話したいと思います。スラップはチョッパーとも言いますね。

スラップ奏法は親指で弦を叩き音を出す奏法です。ベーシストがよくやりますがギターでもやることがあります。
サウンドは打撃音なのでパーカッシブな音が出ますのでグルーヴィーな曲によく合います。

ベースの場合は下から親指を平行やや上方向に出すことが多いですが、ギターの場合は上から垂直に親指を出すことをお薦めします。

理由としてはギターは弦の幅がベースに比べて狭いので親指(サムピング)の間に入れる、人差し指で行うプリングがこちらの方が入れやすいことです。

ギターの場合、プリングは人差し、中指、薬指と同時に行うことも出来るのでベース音(サムピング)とプリング3和音を演奏することも出来ます。これはギターならではスラップ奏法と言えますね。

親指のサムピングは初めなかなか音が出来ません。
みなさん叩いて音を出そうとしてしまいますが、どちらかと言うと当てた指を離すことで音が出ると言ったイメージです。ですので力を入れて叩く必要はありません。そうすると寧ろ音がでなくなります。

かる~くタッチするイメージです。

例えて言うなら熱いヤカンに触れてしまった時に、アチッっと触れると同時に手を離しますよね。その時のような一瞬タッチするように触れ、瞬時に離すと言うのが重要です。

力はいりません。かる~く、かる~く、タッチする時間が短ければ短いほどしっかり音がでます。弦を弾くと言う感じではありません。

いきなり沢山練習をすると指が痛くなりますので少しずつ練習していきましょう。

♪東京新宿 高山一弘ギター教室で行っているレッスンの一部をご紹介しています。

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